広島での開幕3連戦が終わった。
結果は、ご存じの通り——0勝3敗。
開幕戦は9回に4点差を逆転されてサヨナラ負け。第3戦では高橋宏斗が8イニング1失点の好投を見せながら、打線が1点を奪えずに完封負け。悔しさしか残らない3試合だった。
でも——そう、前回このブログで書いたばかりだ。
開幕3連敗からでも優勝したチームは存在する。2009年の日本ハムが、2008年の巨人が、それを証明している。まだシーズンは140試合以上残っている。歴史は始まったばかりだ。
そして、まさに今日から始まる巨人との3連戦。バンテリンドームナゴヤ、ホーム開幕である。
今日こそ、最初の一勝を——。
注目ポイント① 3連戦の先発陣——豪華すぎる3枚
今シリーズの先発ローテーションが、まずアツい。
3月31日(火):金丸夢斗 ホーム開幕のマウンドに立つのは、今シーズン最注目の左腕・金丸夢斗だ。広島での3連戦では先発の機会がなかっただけに、バンテリンの大歓声を受けて本領発揮といきたい。制球力と変化球のキレは今の中日投手陣でも随一。ここで好投が出れば、チームの雰囲気は一気に変わる。
4月1日(水):中西聖輝 今季注目のルーキー右腕、中西聖輝のデビューが見込まれている。緊張よりも楽しみが勝るタイプかどうか——バンテリンの空気の中で、いきなり巨人打線と対峙する度胸を見せてほしい。もし堂々たるデビューを飾れば、今シーズンのドラゴンズが”本物”だという証明になる。
4月2日(木):大野雄大 そして締めくくりは、背番号22・大野雄大。苦しい時、ここぞという場面でいつも投げてきた男だ。0勝3敗のスタートを受けて、ベテランがどんな投球を見せるかに注目したい。大野が3試合目を締めれば、それだけで「カード2勝1敗以上」が見えてくる。
注目ポイント② 修正できるか、打線の課題
打線については、井上一樹監督が3連戦を振り返ってこう語っている。「狙い球を絞りきれなかった」。
高橋宏斗の8回1失点を援護できなかった第3戦がその象徴だ。個々の打撃力が低いわけではない。ただ、配球を読みきれずにカウントを悪くするシーンが目立った。
今シリーズで特に目が離せないのがサノーの打撃だ。開幕3試合で無安打と苦しんでいるが、休日返上でフリー打撃に取り組んでいる姿がすでに報じられている。その努力が結果になる瞬間は必ず来る。バンテリンのファンの前で一本出れば、流れはガラッと変わる。
注目ポイント③ 根尾昂&福田幸之介、1軍合流の刺激
さらにこのタイミングで、根尾昂と福田幸之介が1軍に合流した。
アブレウ不在の穴を埋める布陣として期待されているが、それだけではない。競争が生まれることで、スタメン全員の集中力が上がる。誰かが抜擢されてヒーローになるかもしれない。そういう「誰が活躍するかわからない」ドキドキ感もまた、今シリーズの見どころのひとつだ。
根尾にとってもここは大一番。持ち前の勝負強さを今こそ発揮してほしい。
注目ポイント④ 相手は”あの”巨人だ
そして、忘れてはいけない。
相手は読売ジャイアンツ。前回のブログで書いた、2008年のメークレジェンドを達成した”あのチーム”だ。開幕5連敗から13ゲーム差をひっくり返して優勝した、あのジャイアンツが相手である。
甘く見るつもりはないし、見てはいけない。でも裏を返せば、ドラゴンズが3連勝を収めれば、早くも今シーズンの流れを一気に引き寄せることができる。
ペナントレースは長い。でも、勢いというものは、一度のカードで変わることがある。
今週のドラゴンズに期待すること
整理しよう。
金丸夢斗・中西聖輝・大野雄大という充実の先発3枚が揃い、根尾と福田の合流でベンチが活性化し、サノーが休日返上の努力を結果に変えようとしている。打線の課題は監督自身が認識して修正に動いている。
これだけの条件が揃って、ホーム開幕だ。
開幕3連敗のあとにシーズン優勝を果たした日本ハムも、最初にやったことは「次の試合に勝つ」ことだったはずだ。難しいことは何もない。まず今日、金丸夢斗がバンテリンのマウンドで最初のアウトを取ることから、全てが始まる。
ドラゴンズよ、今日から始めよう。
燃えよドラゴンズ!🔥


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