【2026年】プロ野球FA有資格者一覧
NPB公示(10月19日)のFA有資格者と、移籍市場で注目される選手まとめ / 2026年10月29日更新
2026年10月19日、NPBが今オフのフリーエージェント(FA)有資格選手名簿を公示しました。今季新たに国内FA権を取得したのは22人、海外FA権を取得したのは17人。すでに権利を持っている選手と合わせて合計105人が有資格者です。この記事の一覧では、今季限りで現役引退を発表した10人を除いた95人を掲載しています。
中日からは上林誠知・藤嶋健人・山本泰寛・加藤匠馬の4人が国内FA権を新たに取得。この記事では、12球団の全リストと、特に注目されている選手を紹介します。
日本シリーズが10月28日に終わり、FA宣言期間は10月29日(木)〜11月9日(月)です(土日祝を除く7日間)。他球団との交渉は、宣言選手として公示された翌日から可能になります。
FA宣言・去就の最新状況【10月29日時点】
報道ベースの情報です。正式な宣言選手はNPBの公示で確定します。
| 選手 | 球団 | 状況 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 宗佑磨 | オリックス | 行使へ | 10月28日に行使の決断が判明。補償不要のCランクとみられ、DeNAが調査へと報道 |
| 太田光 | 楽天 | 行使へ | 捕手。今季100試合 打率.202。Cランクとみられ、阪神など複数球団が興味 |
| 髙橋光成 | 西武 | 行使有力 | 海外FA権。MLB最優先の考えで、NPB複数球団も注視 |
| 京田陽太 | DeNA | 行使せず残留へ | 海外FA権。今季はケガもあり51試合出場 |
| 上林誠知 | 中日 | 熟考中 | 工藤新監督も残留を希望。阪神が調査との報道 |
| 森下暢仁 床田寛樹 坂倉将吾 | 広島 | 熟考中 | 広島は宣言したうえでの残留も容認 |
| 小島和哉 | ロッテ | 熟考中 | 先発左腕。シーズン後に「しっかり考えたい」 |
今年6月に国内FA権を取得した30歳の三塁手。2026年はプロ12年目で14本塁打・65打点と、どちらも自己最高でした。2021年から3年連続でベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞し、パ・リーグ3連覇を支えた「不動の三塁手」です。
球団は長期契約と大幅アップで残留を求めていますが、本人は成長できる環境を最優先に考え、行使を決断したと報じられています。推定年俸6,200万円で補償不要のCランクとみられ、地元・神奈川出身のDeNAが獲得調査へとの報道もあります。セ・リーグはDH制導入を控えており、三塁を守れて打てる宗の争奪戦は必至です。
今オフ注目のFA有資格者
2026年は7勝11敗、防御率3.60。シーズン終盤は安定した投球で復調しました。10月15日に球団と面談し、残留を求められています。他球団も動向を注視していると報じられています。
2026年は23試合に先発して8勝6敗、防御率2.76。4年連続で規定投球回に到達した左腕です。宣言した場合に備えて、巨人が4年総額16億円超の条件を準備していると報じられました。
2026年は打率.251、キャリアハイの74打点。捕手として打てる貴重な存在で、宣言すればロッテが調査に乗り出す方針と報じられています。広島は3人について「宣言をしたとしても残ればいい」と、宣言したうえでの残留も認めています。
9月に国内FA権を取得。2025年は134試合で打率.270、17本塁打、27盗塁と活躍しましたが、2026年は右膝のケガと死球による骨折もあり、25試合で打率.230、2本塁打にとどまりました。
10月27日の秋季練習後には、権利行使について「熟考中」の姿勢。工藤新監督も残留を望んでいると報じられています。推定年俸から補償不要のCランクとみられ、DH制導入を控えるセ・リーグでは阪神が調査しているとの報道もあります。中日ファンとしては一番気になる去就です。
海外FA権を取得し、去就について「選択肢たくさん」とコメント。10月29日には権利行使が有力と報じられました。MLB挑戦を最優先に考えていますが、NPBの複数球団も動向を注視しています。
ロッテの先発左腕。国内FA権を取得し、シーズン終了後は「しっかり考えたい」と話しています。広島の3人と並んで、今オフの先発投手市場の目玉の一人です。
メジャーから11年ぶりに日本球界へ復帰した今季、4月に国内FA権を取得しました。実績十分のベテランだけに、去就が注目されます。
今季国内FA権を取得しましたが、1月の契約更改ですでに5年総額20億円の大型契約を結んでおり、移籍の可能性は低いとみられます。
中日ドラゴンズのFA有資格者(10人)
| 選手 | 区分 | 2026年の状況 |
|---|---|---|
| 上林誠知 | 国内FA 今季取得 | 25試合 打率.230 2本。権利行使を熟考中 |
| 藤嶋健人 | 国内FA 今季取得 | — |
| 山本泰寛 | 国内FA 今季取得 | 33試合 打率.174 1本。6月27日に取得 |
| 加藤匠馬 | 国内FA 今季取得 | 35試合 打率.147。8月9日に取得 |
| 柳裕也 | 国内FA 保有 | 2025年オフは権利行使せず残留 |
| 阿部寿樹 | 国内FA 保有 | — |
| 大島洋平 | 海外FA 保有 | — |
| 大野雄大 | 海外FA 保有 | — |
| 涌井秀章 | 海外FA 保有 | — |
| 高橋周平 | 海外FA 保有 | — |
12球団 FA有資格者 全95人一覧(引退選手を除く)
赤字=今季新たに取得した選手。表は横にスクロールできます。
| 球団 | 国内FA 今季取得(22) | 国内FA 保有(13) | 海外FA 今季取得(16) | 海外FA 保有(44) |
|---|---|---|---|---|
| 巨人 | 増田大輝 | 中川皓太 吉川尚輝 | 高梨雄平 大城卓三 | 坂本勇人 丸佳浩 小林誠司 田中将大 |
| ヤクルト | 星知弥 宮本丈 | 高梨裕稔 | — | 中村悠平 山田哲人 石山泰稚 田口麗斗 小川泰弘 |
| DeNA | — | 森原康平 神里和毅 | 京田陽太 佐野恵太 | 宮﨑敏郎 山﨑康晃 筒香嘉智 柴田竜拓 戸柱恭孝 |
| 中日 | 山本泰寛 藤嶋健人 加藤匠馬 上林誠知 | 柳裕也 阿部寿樹 | — | 大島洋平 大野雄大 涌井秀章 高橋周平 |
| 阪神 | 木浪聖也 熊谷敬宥 | 近本光司 | 坂本誠志郎 糸原健斗 植田海 岩崎優 伏見寅威 | 梅野隆太郎 |
| 広島 | 床田寛樹 坂倉将吾 森下暢仁 | — | 秋山翔吾 | 會澤翼 菊池涼介 堂林翔太 大瀬良大地 野間峻祥 中﨑翔太 |
| 日本ハム | — | 玉井大翔 | 有原航平 | 宮西尚生 西川遥輝 加藤貴之 |
| 楽天 | 前田健太 太田光(行使へ) 加治屋蓮 小深田大翔 | 酒居知史 | — | 岸孝之 浅村栄斗 鈴木大地 |
| 西武 | — | — | 髙橋光成 外崎修汰 | 中村剛也 炭谷銀仁朗 源田壮亮 |
| ロッテ | 小島和哉 | 藤岡裕大 | ソト | 益田直也 中村奨吾 岡大海 西野勇士 |
| オリックス | 宗佑磨(行使へ) 中川圭太 田嶋大樹 石川亮 | 山岡泰輔 | — | 若月健矢 大城滉二 岩嵜翔 |
| ソフトバンク | 周東佑京 | モイネロ | 上沢直之 近藤健介 | 今宮健太 柳田悠岐 牧原大成 |
※NPB「2026年度フリーエージェント有資格選手」(10月19日公示)より。今季限りで現役引退を発表した選手(10人)は除いています。退団・戦力外となった選手は含みます。
まとめ
宣言期間が始まり、オリックスの宗佑磨と楽天の太田光が行使へ。熟考中の広島の主力3人の決断が、今オフのFA市場を大きく左右します。中日にとっては、上林誠知の決断が最大の焦点。工藤新監督のもとで来季の外野をどう組むかにも直結します。宣言期限は11月9日です。動きがあり次第、この記事を更新していきます。



コメント