ゴールデングラブ賞とは日本プロ野球の長い歴史を持つ守備の部門の賞です。長い歴史の中で守備の名手がたくさん思い浮かびます。ゴールデングラブ賞受賞の歴史をたどりながら、最多受賞者は誰なのかまとめます。また中日ドラゴンズの過去受賞者は誰なのかもまとめてみました。
✓ゴールデングラブ賞の歴史
✓受賞資格
✓2024年の受賞者
✓受賞最多の選手
✓中日ドラゴンズの受賞者
ゴールデングラブ賞の歴史
1972年にダイヤモンドグラブ賞として創設され、1986年に三井ゴールデングラブ賞に改称されました。
1986年からゴールデングラブ賞の名前になったのですね。35年以上続く賞ですね。
受賞資格
投手
規定投球回数以上の投球、1シーズンの3分の1以上に登板していること
捕手・内野手
チーム試合数2分の1以上出場していること
外野手
チーム試合数2分の1以上外野手として出場していること
中継ぎ投手で受賞するためには、かなり登板する必要がいりますね。(143試合の3分の1は47試合)
選考方法
新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として5年以上にわたり現場での取材を主に担当している記者が投票する。2001年よりインターネットによる電子投票システムを採用している。
2024年の受賞者
セ・リーグ
投手 菅野智之(巨人) 5度目
捕手 山本祐大(DeNA) 初受賞
一塁手 岡本和真(巨人) 初受賞
二塁手 吉川尚輝(巨人) 初受賞
三塁手 坂本勇人(巨人) 初受賞
遊撃手 矢野雅哉(広島) 初受賞
外野手 秋山翔吾(広島) 初受賞
岡林勇希(中日) 3度目
近本光司(阪神) 4度目
坂本勇人選手は遊撃手で5度受賞しています。
パ・リーグ
投手 L.モイネロ(ソフトバンク)初受賞
捕手 甲斐拓也(ソフトバンク) 7度目
一塁手 山川穂高(ソフトバンク) 初受賞
二塁手 小深田大翔(楽天) 初受賞
三塁手 栗原陵矢(ソフトバンク) 初受賞
遊撃手 源田壮亮(西武) 7度目
外野手 辰己涼介(楽天) 4度目
周東佑京(ソフトバンク) 初受賞
万波中正(日本ハム) 2度目
源田壮亮選手は7年連続7度目の受賞です。
受賞最多の選手
セ・リーグ
最高受賞回数は10回。以下の5選手です。
山本浩二(広島)
駒田徳広(横浜)
古田敦也(ヤクルト)
宮本慎也(ヤクルト)
菊池涼介(広島)※
※現役選手
パ・リーグ
最高受賞回数は12回。
福本豊(阪急)
菊池涼介選手はあと1回受賞するとセ・リーグ最高になりますね。また、福本豊選手は12年連続です。すごい!
中日ドラゴンズの受賞者
中日ドラゴンズからの受賞者はたくさんいます。受賞最多は大島洋平選手です。
投手
3回
川上憲伸(2004年、20006年、2007年)
1回
西本聖(1989年)
今中慎二(1993年)
野口茂樹(2001年)
浅尾拓也(2011年)
柳裕也※(2021年)
※現役選手
捕手
5回
谷繁元信(2006年、2007年、2009年、2011年、2021年)
1回
中尾孝義(1982年)
野手
一塁手
ビシエド※(2020年、2021年)
渡邉博幸(2004年)
森野将彦(2014年)
※現役選手
二塁手
荒木雅博(2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年)
高木守道(1974年、1977年、1979年)
立浪和義(1995年、1996年、1997年)
三塁手
高橋周平※(2019年、2020年)
中村紀洋(2007年、2008年)
立浪和義(2003年)
金谷金二(1975年)
※現役選手
遊撃手
井端弘和(2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年)
立浪和義(1988年)
バート(1972年)
外野手
大島洋平※(2011年、2012年、2014年、2015年、2016年、2018年、2019年、2020年、2021年)
福留孝介(2002年、2003年、2004年、2005年、2006年)
岡林勇希※(2022年、2023年、2024年)
彦野利勝(1988年、1989年、1990年)
平野謙(1982年、1985年、1986年)
平田良介(2018年)
英智(2004年)
アレックス(2004年)
ローン(1975年)
※現役選手
2011年にゴールデングラブ賞を受賞した浅尾拓也投手は過去1度の中継ぎ投手での受賞です。たしかに守備が上手でしたよね。今後、中継ぎ投手でゴールデングラブ賞を受賞する人が現れるのかが1つの見所ですね。
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