それでも俺たちは
中日ドラゴンズを愛す
― 5年間のデータが語る希望 ―
開幕2勝7敗。苦しい。でも、まだ何も終わっていない。
正直に言う。今年の開幕3カードは、つらかった。
広島に3連敗。ホーム開幕の巨人戦でも2敗して1勝。神宮のヤクルト戦でも1勝を取ったものの、その後まさかの11失点と7失点を食らう……。 気づけば3カードで2勝7敗。開幕から9試合消化した段階での貯金は−5。数字だけ見れば、ため息しか出ない。
でも、ちょっと待ってほしい。
ファンを長くやっていると「開幕の成績がすべてじゃない」と頭では分かっている。
ならば、改めてデータで見てみよう。過去5年間の中日ドラゴンズ、開幕3カードの軌跡を。
過去5年間 開幕3カード勝敗まとめ
| 年 | 第1カード | 勝敗 | 第2カード | 勝敗 | 第3カード | 勝敗 | 3カード合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | vs 巨人(Away) | 1勝2敗 | vs DeNA(Home) | 0勝3敗 | vs 広島(Home) | 3勝0敗 | 4勝5敗 |
| 2023 | vs 巨人(Away) | 1勝2敗 | vs ヤクルト(Home) | 1勝2敗 | vs DeNA(Away) | 0勝2敗1中止 | 2勝6敗1中止 |
| 2024 | vs ヤクルト(Away) | 0勝2敗1分 | vs 巨人(Home) | 2勝1敗 | vs 広島(Away) | 3勝0敗 | 5勝3敗1分 |
| 2025 | vs DeNA(Away) | 1勝2敗 | vs 巨人(Home) | 1勝2敗 | vs ヤクルト(Away) | 1勝1敗1分 | 3勝5敗1分 |
| 2026 ★ | vs 広島(Away) | 0勝3敗 | vs 巨人(Home) | 1勝2敗 | vs ヤクルト(Away) | 1勝2敗 | 2勝7敗 |
2026年の2勝7敗は過去5年で最も苦しいスタート。しかし一方で、5年間のうち3カードを勝ち越したのはたった1度(2024年)だけ。中日ドラゴンズにとって、開幕3カードで苦しむことはむしろ「よくあること」なのだ。
年度別スコア全記録
2022年(立浪和義監督1年目)
第2カードで3連敗を喫し、「今年もダメか」と空気が漂い始めた中、第3カードで広島に3連勝。中日はどん底から這い上がれる。いや、這い上がったことがある。
2023年(立浪和義監督2年目)
3カード合計2勝6敗1中止。過去5年で見ると2026年に次ぐワースト記録。この年も最下位に終わっているが、1試合1試合戦い続けた姿はファンの心に残った。
2024年(立浪和義監督3年目)
第1カードを0勝で終えながら、第3カードで広島を3試合すべてシャットアウトして3連勝。5勝3敗1分で最高の3カードに。しんどい始まりのあとでこそ、輝きが増すことがある。
2025年(井上一樹監督1年目)
2026年(井上一樹監督2年目)★ 今シーズン
5年間のデータが語ること
数字を並べてみると、いくつかのことが浮かび上がってくる。
2022年、第2カードで3連敗しながら第3カードで広島に3連勝。2024年、第1カードを0勝で終えながら第3カードで広島を3試合連続完封。スロースターターなのは今に始まったことではない。エンジンがかかれば、このチームは変わる。
143試合で争われるペナントレースにおいて、開幕3カード(9試合)は全体のわずか6.3%。貯金がマイナス5であっても、残り134試合を4割勝ち(54勝80敗)でもシーズン後半まで十分に戦える。逆転のための時間は、まだこれだけ残っている。
広島に3連敗し、その後も巨人に2連敗した後の4月2日。背水の陣のホームゲームで2-1で巨人を撃破した。あの試合、最後まで諦めない姿勢が見えた。4月3日、神宮でのヤクルト戦でも1-0の完封ペースを守り抜いた。魂はまだ生きている。
それでも、ドラゴンズを応援する理由
弱いから応援をやめるなら、それはファンじゃなくて観客だ。 勝てない試合が続いても、バンテリンドームに足を運び続けるのが中日ファンというものだろう。
2024年、ヤクルトに0勝2敗1分でスタートしながら、広島に3連勝して5勝3敗1分で終えた。 あの逆転劇を見た時の喜びは、順風満帆な時には味わえないものだった。 今年も、きっとそういう瞬間が来る。
悔しいから応援する。苦しいから諦めない。
それが、ドラゴンズファンの生き様だ。
まだ134試合ある。バンテリンドームへ行こう。
開幕からの9試合で2勝7敗。確かにつらい。正直に言えば、今年も険しい道のりが続くかもしれない。
でも、5年間のデータを改めて眺めてみると、中日ドラゴンズはいつも開幕で苦しんでいる。そしてそれでも、1試合1試合戦い続けてきた。
勝ち続けるチームを応援することは誰にでもできる。だからこそ、苦しい時に声を上げ続けるファンの存在が、このチームには必要なのだと思う。
さあ、明日もドラゴンズを応援しよう。データより大事なのは、その気持ちだ。
燃えよドラゴンズ。2026年、まだまだこれからだ。🐉


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