2022年に始まったプロ野球の現役ドラフト。これまでに移籍した全49人を、年度別・12球団すべてまとめました。それぞれの選手が移籍後に活躍できているかを、2026年シーズン終了時点の成績をもとに4段階で評価しています。中日ドラゴンズの獲得・放出選手の整理もあります。
現役ドラフトとは?
現役ドラフトは、出場機会に恵まれない選手の移籍を活発にするため、NPBが2022年オフから導入した制度です。各球団が他球団へ移ってもよい選手を出し合い、全12球団が最低1人を指名・獲得します。毎年12月上旬に、非公開で行われます。
2024年には、2巡目の指名で2人目を獲得した球団(広島)もありました。
2026年 現役ドラフト結果
結果が出しだい、12球団の指名選手をこちらに追加します。
2025年 現役ドラフト結果
| 獲得球団 | 選手 | 前球団 | 評価 | 移籍1年目(2026年) |
|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | ||||
| 中日 | 知野直人 | DeNA | ×退団 | 6試合で無安打。1年目で戦力外に |
| 阪神 | 濱田太貴 | ヤクルト | △控え | 19試合 .160 1本。出番は限られた |
| ヤクルト | 大道温貴 | 広島 | △控え | 一軍登板は1試合のみ |
| 広島 | 辰見鴻之介 | 楽天 | ○戦力 | 71試合で28盗塁。代走の切り札に |
| 巨人 | 松浦慶斗 | 日本ハム | ×退団 | 一軍登板なし。1年目で戦力外に |
| DeNA | 濱将乃介 | 中日 | ×退団 | 一軍出場なし。1年目で戦力外に |
| パ・リーグ | ||||
| オリックス | 平沼翔太 | 西武 | △控え | 27試合 .216。内外野の控えとして出場 |
| ソフトバンク | 中村稔弥 | ロッテ | △控え | 7試合 防御率2.70 |
| 西武 | 茶野篤政 | オリックス | △控え | 16試合 .143 |
| ロッテ | 井上広大 | 阪神 | ○戦力 | 54試合で8本塁打。長打力でアピール |
| 日本ハム | 菊地大稀 | 巨人 | △控え | 6試合 1セーブ 防御率4.26 |
| 楽天 | 佐藤直樹 | ソフトバンク | ○戦力 | 71試合 .244 6本。外野の一角に |
※2025年組は移籍してまだ1年です。評価は今後変わる可能性があります。
2024年 現役ドラフト結果
| 獲得球団 | 選手 | 前球団 | 評価 | 移籍後のようす |
|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | ||||
| 中日 | 伊藤茉央 | 楽天 | △控え | 2026年は20試合 防御率3.78。中継ぎで一軍と二軍を行き来 |
| 阪神 | 畠世周 | 巨人 | △控え | 2026年は11試合 防御率2.53。登板数は2年続けて少なめ |
| ヤクルト | 矢崎拓也 | 広島 | △控え | 1年目は45試合12H、防御率1.93と活躍。2026年は7試合と苦しんだ |
| 広島 | 鈴木健矢 | 日本ハム | ○戦力 | 2026年は35試合 防御率2.50。ブルペンに定着 |
| 広島2巡目 | 山足達也 | オリックス | ×退団 | 2025年オフに自由契約 |
| 巨人 | 田中瑛斗 | 日本ハム | ◎大成功 | 2年連続60試合以上。2026年は42ホールド・防御率1.52 |
| DeNA | 浜地真澄 | 阪神 | ○戦力 | 2026年は33試合で21ホールド、防御率1.10と復活 |
| パ・リーグ | ||||
| オリックス | 本田圭佑 | 西武 | ×退団 | 2025年オフに自由契約 |
| ソフトバンク | 上茶谷大河 | DeNA | ○戦力 | 2026年は36試合で8勝10H。先発と中継ぎの両方で貢献 |
| 西武 | 平沢大河 | ロッテ | ○戦力 | 2026年は91試合 .250 3本。出場機会をつかんだ |
| ロッテ | 石垣雅海 | 中日 | ×退団 | 2026年に「石垣勝海」に登録名を変更。8試合の出場で戦力外に |
| 日本ハム | 吉田賢吾 | ソフトバンク | ○戦力 | 2026年は53試合 .269 8本。打撃で存在感 |
| 楽天 | 柴田大地 | ヤクルト | △控え | 2026年は32試合に登板したが、防御率6.56 |
2023年 現役ドラフト結果
| 獲得球団 | 選手 | 前球団 | 評価 | 移籍後のようす |
|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | ||||
| 中日 | 梅野雄吾 | ヤクルト | △控え | 2025年は26試合に登板。2026年は2試合にとどまった |
| 阪神 | 漆原大晟 | オリックス | ×退団 | 2025年オフに自由契約 |
| ヤクルト | 北村拓己 | 巨人 | ×退団 | 2025年は62試合に出場。同年オフに自由契約 |
| 広島 | 内間拓馬 | 楽天 | ×退団 | 移籍先を退団 |
| 巨人 | 馬場皐輔 | 阪神 | ×退団 | 2025年オフに自由契約 |
| DeNA | 佐々木千隼 | ロッテ | ×退団 | 2026年は5試合で防御率0.00だったが、戦力外に |
| パ・リーグ | ||||
| オリックス | 鈴木博志 | 中日 | ○戦力 | 2026年は21試合で3勝、防御率2.31。元中日ドラ1が奮闘 |
| ソフトバンク | 長谷川威展 | 日本ハム | ×退団 | 2025年オフに自由契約 |
| 西武 | 中村祐太 | 広島 | ○戦力 | 2026年は23試合 防御率1.88。中継ぎで安定 |
| ロッテ | 愛斗 | 西武 | △控え | 2026年は41試合 .209。外野の控え |
| 日本ハム | 水谷瞬 | ソフトバンク | ◎大成功 | 1年目に交流戦MVP。2025年は.277 12本と主力に定着 |
| 楽天 | 櫻井周斗 | DeNA | ×退団 | 移籍先を退団 |
※2023年組は、12人中7人がすでに移籍先を退団しています。
2022年 現役ドラフト結果
| 獲得球団 | 選手 | 前球団 | 評価 | 移籍後のようす |
|---|---|---|---|---|
| セ・リーグ | ||||
| 中日 | 細川成也 | DeNA | ◎大成功 | 移籍後4年連続20本塁打。2026年は143試合で25本、中日の主砲に |
| 阪神 | 大竹耕太郎 | ソフトバンク | ◎大成功 | 1年目に2ケタ勝利。2026年も7勝・防御率2.74と先発ローテを守る |
| ヤクルト | 成田翔 | ロッテ | ×退団 | 移籍先を退団 |
| 広島 | 戸根千明 | 巨人 | ×退団 | 移籍先を退団 |
| 巨人 | オコエ瑠偉 | 楽天 | ×退団 | 2025年は61試合に出場。同年オフに自由契約 |
| DeNA | 笠原祥太郎 | 中日 | ×退団 | 移籍先を退団 |
| パ・リーグ | ||||
| オリックス | 渡邉大樹 | ヤクルト | ×退団 | 移籍先を退団 |
| ソフトバンク | 古川侑利 | 日本ハム | ×退団 | 移籍先を退団 |
| 西武 | 陽川尚将 | 阪神 | ×退団 | 移籍先を退団 |
| ロッテ | 大下誠一郎 | オリックス | ×退団 | 移籍先を退団 |
| 日本ハム | 松岡洸希 | 西武 | △控え | 日本ハムに在籍中。2026年の一軍登板は2試合 |
| 楽天 | 正随優弥 | 広島 | ×退団 | 移籍先を退団 |
※1回目の2022年組は、12人中9人がすでに移籍先を退団しています。成功したのは細川と大竹の2人です。
中日ドラゴンズの現役ドラフト
| 年 | 獲得(IN) | 評価 | 放出(OUT) | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 2022 | 細川成也(DeNA) | ◎ | 笠原祥太郎 → DeNA | × |
| 2023 | 梅野雄吾(ヤクルト) | △ | 鈴木博志 → オリックス | ○ |
| 2024 | 伊藤茉央(楽天) | △ | 石垣雅海 → ロッテ | × |
| 2025 | 知野直人(DeNA) | × | 濱将乃介 → DeNA | × |
| 2026 | 近日公開 | 近日公開 | ||
※選手名のリンク先は、各選手の記事です。
中日の一番の当たりは、なんといっても1回目に獲得した細川成也です。ただ、その後の3人は一軍に定着できていません。2025年に獲得した知野は、1年で戦力外になりました。一方、放出した元ドラ1の鈴木博志は、オリックスで2026年に3勝を挙げています。
現役ドラフトで成功した主な選手
細川成也(DeNA → 中日)2022年
DeNAでは出番が少なかったものの、中日に移籍した1年目に24本塁打でブレイクしました。そこから4年連続で20本塁打以上を打っています。2026年は全143試合に出場して25本塁打。現役ドラフト最大の成功例です。
大竹耕太郎(ソフトバンク → 阪神)2022年
移籍1年目から先発ローテーションに入り、2ケタ勝利を挙げました。2026年も18試合に登板して防御率2.74と、安定した成績を残しています。
水谷瞬(ソフトバンク → 日本ハム)2023年
移籍1年目に交流戦MVPを獲得して、ブレイクしました。2025年は打率.277、12本塁打と主力に定着しています。
田中瑛斗(日本ハム → 巨人)2024年
移籍1年目の2025年に36ホールドを記録しました。2026年はさらに成績を伸ばし、42ホールド・防御率1.52。巨人の勝ちパターンに欠かせない存在です。
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※評価と成績は、2026年シーズン終了時点のNPB公式記録をもとにしています(一軍成績)。「×退団」には、2026年10月に戦力外通告を受けた選手もふくみます。2026年の現役ドラフトの結果が出たら追記します。


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