【井上監督語録まとめ】開幕3連敗…監督は何を語ったか 2026年3月30日

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2026年の中日ドラゴンズは最悪のスタートを切った。開幕カードの広島3連戦で、すべて1点差という僅差ながら3連敗。それでも井上一樹監督の言葉には、ぶれない芯があった。3試合分の監督コメントを振り返る。


第1戦(3/27)広島 6-5 中日|開幕戦サヨナラ負け

柳裕也が好投し、9回に4点リードを持って迎えた最終回。抑えとして起用したアブレウが、まさかの4失点でゲームをひっくり返された。さらに延長10回にサヨナラを許し、開幕3年連続の黒星。

後に判明したのが、アブレウが登板中にぎっくり腰を発症していたという事実だ。

「投げている途中でおかしいというか異変があったらしく。それは早めに言っててほしかった」

この一言に、監督の困惑が滲む。ただ責めるわけでもなく、事実をそのまま受け止めた言葉だ。

起用判断についての批判が飛ぶことも想定してか、監督はこうも言い切った。

「全部僕が引き受ける」

アブレウの抹消を即座に明言し、批判の矢面に自分が立つ姿勢を見せた開幕戦だった。


第2戦(3/28)広島 2-1 中日|ルーキー2人に合格点も連敗

2戦目はルーキー・櫻井が先発で7回1失点の快投。同じくルーキーの牧野もプロ初登板を果たした。結果は1点差の敗戦だったが、監督の目はむしろ若手に向いていた。

同点の8回に牧野を投入した起用について問われると、

「どこかで登板させなきゃいけない。早めに登板させたくて、きょうになった。使える駒は増やしたいから」

勝ち負けより、シーズンを見据えた駒の育成を優先した判断だ。連敗中にも関わらず、焦りよりも冷静な設計図が見えるコメントだった。

櫻井については、

「抜群だった。いつかは勝てる」

シンプルだが、信頼の重さが伝わる言葉だ。


第3戦(3/29)広島 1-0 中日|完封負けで開幕3連敗

高橋宏斗が先発し好投したものの、打線が広島・栗林を打ち崩せずに完封負け。これで開幕3連敗が確定した。

試合後、監督は3試合を総括してこう言った。

「3つとも五分のゲーム。先発は柳、櫻井、高橋宏、みんな申し分ない仕事をしてくれた。投打のバランス、そこで点が取れていればって話。それができなかった。結果的に負けた」

投手陣への評価は高い。問題は打線だと明確に言語化した上で、それでも選手を責めない言い回しになっている。

栗林への対策が機能しなかった点については、

「ウチの打者は構えたわけじゃないんだろうけど、うまいことね(抑えられた)。狙い球を結局、絞りきれなかった」

言い訳でも激怒でもなく、ただ冷静に課題を整理する。それが井上監督の試合後コメントの一貫したトーンだ。


まとめ|「動じない」監督の言葉が示すもの

3試合を通じて感じるのは、井上監督のコメントに感情的な揺れがほとんどないということだ。アブレウの件では責任を自分で引き受け、若手起用では先を見据え、3連敗後も冷静に投打の課題を整理した。

開幕カードの3連敗は痛い。だが143試合のペナントレースで、開幕3試合の結果がすべてではない。「ありふれた言葉だけど、そうだよね」という監督の言葉通り、巨人との本拠地初戦から仕切り直しだ。

竜の逆襲はここから始まる。


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